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コロナ禍におけるShopify株価の推移

makka

2020年は世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で多くの事業が打撃を受けています。

そんなコロナ禍においてShopifyはどのような影響を受けたのでしょうか。本日はそんなShopifyの株価の推移を見ていきたいと思います。

  • コロナ禍で生き残るビジネスが知りたい方
  • Shopifyが気になる方
  • ネットショップを運営してみたい方

 

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばコロナ禍でも負けないShopifyの本当の強みが丸わかりですよ。

▼合わせて読みたい
【未来予想】Shopify(ショッピファイ) 将来性と今後の株価

Shopifyの株価の推移

では早速、Shopifyの株価の推移を見ていきます。

株価の推移は以下のようになっています。

株価

 

推定利益の約2000倍で取引をされていて、今年度の収益の約60倍の価格です。急成長している企業と言って間違いないでしょう。

続いて、決算の数値からShopifyをより紐解いていこうと思います。

Shopifyの決算

決算指標

2020年の売り上げは前年比2倍、粗利益は1.8倍、営業利益は黒字でした。

四半期業績推移も、売り上げが3月470,000ドル、6月714,3400ドル、9月767,400ドルと右肩上がりとなっています。

売上高から仕入れにかかった原価を差し引くことで導き出される粗利益も3月に213,050ドル、6月339,310ドル、9月362,260ドルと増えています。

なお営業利益に関しても6月に始めて黒字化となり、9月には50,560ドルとなっています。

なぜコロナ禍で売り上げが伸びているのか

Shopifyが凄まじい成長を遂げていることはお分かりいただけたかと思います。でもコロナ禍で苦しむ企業が多い中、なぜShopifyはここまで成長できているのでしょうか?

その理由がこちらになります。

  • 外出自粛によるネットショッピングの拡大
  • 次々に発表されるサービスによるECサイト取引の拡大

 

詳しく解説します。

外出自粛によるネットショッピングの拡大

新型コロナウイルスは私たちに外出自粛をもたらしました。世界ではロックダウンする都市も多く、日本でも3月から5月にかけて緊急事態宣言が出されました。

外出の自粛を余儀なくされたことにより、オンラインでショッピングをする需要が拡大しました。

2020年4月に公開された「3月下旬の国内業種別消費動向データ」によれば、EC事業の業種別消費指数は3月前半の4.1%よりも、さらに上昇幅が拡大して6.1%のプラス成長を見せているとのこと。

さらに5Gの商用利用によりますます成長は拡大し続けるでしょう。

次々に発表されるサービスによるECサイト取引の拡大

ネットショップの世界的な需要拡大について先ほど触れていきましたが、数多くあるECプラットフォームのうち、Shopifyは特に人気のサービスです。

世界175カ国、100万店舗以上で利用されていて、世界シェアはNo1

なぜ、数多くあるECプラットフォームのうち、Shopifyがそこまで注目を浴びているのでしょうか。

その理由が、次々と発表される新サービスによって、Shopifyで既にECサイトを運営している方がさらに取引を活発させている点にあります。

Shopifyの利益をセグメント別に見ていきます。

決算

Merchant Solutionsが2019年に224,975ドルだったのが約2倍の522,131ドルに。Subscription solutionsは2019年の165,577ドルから2020年に245,274ドルと、Merchant Solutionsの伸びが著しくなっています。

Merchant Solutionsとは決済手数料のことです。ShopifyペイメントやShopify POSなどの収益、SNSとの連携による紹介料などです。

一方、Subscription SolutionsはShopifyの月額料金のことです。

ECサイトの数が増えるとSubscription Solutionsが伸び、ECサイトの取引が活発になればMerchant Solutionsが活発になっていくということですね。

今年のShopifyはTikTokや楽天などとの連携も開始し、よりSNSなどへの連携が加速したことで、ECサイトの取引が活発になったと言えるでしょう。

まとめ

株の取引している人

いかがでしたか。本日は世界的な新型コロナウイルスのパンデミックにおいても急成長を続けるShopifyについて、株価の推移や決算の状況などからその秘密を紐解いていきました。

その秘密は、外出自粛におけるネットショップの需要拡大とECサイトの取引拡大により決済手数料が伸びているということでしたね。

ECサイトの取引拡大はShopifyが次々と発表するSNSとの連携が影響していると言えます。

新型コロナウイルスが落ち着いた後も5Gなどの影響でますますECサイト事業は拡大を続けていくでしょう。Shopifyの拡大もまだまだ続きそうですね。

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