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【中国×越境EC】市場規模から展開方法まで紹介

makka

人気のネットショップ作成サービスShopifyは越境ECに大きな強みを持っています。

海外で自分のショップを開くには現地で法人を作ったり、代理店を探す必要があったりと何かと面倒ですが、ECサイトならそう言った手続きが不要。簡単に海外展開が行えます

特に中国はEC市場が日本の10倍以上の規模で、大きなビジネスチャンスがあるのです。

この記事ではそんな中国の市場規模や越境ECの作り方など徹底解説していきます。

  • 中国の越境ECが気になっている方
  • 中国での越境ECをどうやって作るのか知りたい方
  • ネットショップを海外展開したい方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めば中国でECサイトを展開する方法が丸わかりですよ。

中国のEC市場

中国は世界最大のEC市場を持っています。2019年時点での経済産業省の令和元年度電子商取引に関する市場調査によると、中国のEC市場は1.93 兆 US ドルとなっています。

経済産業省の令和元年度電子商取引に関する市場調査より引用

この市場規模はなんと日本の10倍以上となっています。

プラットフォーム別の売上シェアは以下の通りとなっています。

経済産業省の令和元年度電子商取引に関する市場調査より引用

これによるとシェア率1位はアリババで、2位はJD.comとなっています。日本で人気のAmazonは2019年に中国から撤退しています。

中国におけるモバイル決済サービスは、アリババグループが提供している「Ali Pay」とテンセントの「ウィーチャットペイ」が主流となっています。

特にAlipayは中国で10億人以上が利用していて、その決済シェアは54%にも及びます。

Shopifyでは決済代行サービスSBペイメントとの連携により、Alipay決済が対応できるようになりました。

こうした中国で主流の決済サービスを取り入れることで、中国へのショップ拡大が期待できます。

合わせて読みたい>>【対応必須】AlipayをShopifyマルチ決済で連携する方法【越境ECはショッピファイ】

中国で越境ECを展開する方法

ここからは中国で越境ECを展開する方法を紹介していきます。

今回は中国の越境EC専用プラットフォームを利用する場合と、自社のECサイトでの越境EC販売の方法をそれぞれ解説します。

中国の越境EC専用プラットフォームを利用する場合

日本国内から中国のECプラットフォームに出店するには、各プラットフォームが越境ECのために用意しているEC専用プラットフォームに申込む必要があります。

主な越境EC専用プラットフォームは以下の通りです。

  • Tmall Global (天猫国際)
  • JD worldwide(海囤全球)

Tmall Global (天猫国際)はアリババグループが運営しているサービスです。出店に当たっては厳しい審査があります。

日本では花王、小林製薬、資生堂、象印マホービン、ライオンなどが出店を行っています。

JD worldwide(海囤全球)はテンセントグループが運営しているサービスです。Tmall Global と比べて審査が通りやすい傾向があります。

自社のECサイトでの越境EC販売

より簡単に中国で越境ECを行うには、こちらの方法をおすすめします。

ネットショップ作成サービスを利用して日本国内でECサイトを立ち上げて、中国の消費者に向けて販売する方法です。

特にShopifyは越境ECにおすすめのプラットフォームです。世界シェアNo1の実績と豊富決済手段、柔軟な海外発送が揃っているからです。

詳しいShopify×越境ECに関してはこちらの記事で解説しています。合わせてチェックしてみてくださいね。

自社のECサイトで越境ECを行う場合、中国のECプラットフォームへの支払いも審査も不要となりますその一方、中国の消費者をどう集客するかが重要になります。

中国人インフルエンサーに広告を依頼したり、中国人向けにSNSを行うなどの戦略が必要になってくるでしょう。

中国で越境ECを行う際の注意点

​​中華人民共和国電子商務法

中華人民共和国電子商務法はECサイトを運営する経営者が遵守するべき項目が規程されている法規則です。

こちらで和訳が公開されているので、必ずチェックしてください。

日本とは異なる主要サービス

日本では検索エンジンはGoogleが主要ですが、中国では百度(バイドゥ)が主要となっています。

このように日本と中国で主に利用されているサービスが異なるものが多々あります。

中国での主要サービス

  • 検索エンジン:百度(バイドゥ)
  • SNS:Weibo
  • Eコマース:Tmall、京東
  • メッセンジャー:Wechat

これらのプラットフォームを利用してマーケティングを行う場合は要注意です。

「日本ではこうだから」と言ったような固定概念に囚われず、中国のプラットフォームにあった方法を意識するようにしていきましょう。

まとめ

いかがでしたか。本日は中国での越境ECの市場規模と展開方法を紹介していきました。

中国は世界最大級のECプラットフォームであるのにもかかわらず、右肩上がりでEC市場が拡大しています。

そんな中国で越境ECを行う場合は、中国の越境EC専用プラットフォームを利用する方法と自社ECを中国向けに展開する方法がありましたね。

自社ECを中国向けに展開する方法では、Shopifyを利用するのがおすすめでした。

Shopifyなら越境ECに強みがあるだけでなく、Alipayに対応しているなど中国とも相性が良いです。

ぜひShopifyを活用して中国向けの越境ECを作成してみてはいかがでしょうか。

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