今、飛ぶ鳥を落とす勢いで世界に広がっているShopify。
使いやすいUIと拡張性を兼ね揃え、さらにお値段も安いという、使う人にとって良いことづくめのShopifyですが、そんなShopifyも完璧ではありません。まだ発展途上で足りていないところや、、、世界展開しているサービスならではの不便さを感じる部分があります。
ここでは、敢えてShopifyを導入する際のデメリットをご紹介いたします。
悪いところ(=デメリット)を事前に知ることで対策を打つことができますので、これからShopifyを使おうと検討されている方は、是非これを始める前に見ていただいて、参考にしてみてください。
デメリット①|日本対応ができていない
Shopifyにはチャットサポートが存在しますが、そのチャットサポートは英語対応しかしていません。
実際に運用を初めて、困ったことがあった時に、英語に不慣れな方だと少しハードルが高いかもしれません。
また、Shopifyのアプリはほとんどが海外の開発者が作ったものですので、管理画面が英語表記です。もちろん、サポートも英語対応です。
例えば、非常に良いアプリで機能追加できるとわかっていても、アプリの使い方がわからない時に日本語でサポートに質問できないのであれば、少し厳しいかもしれませんね。
と、言いつつも、Shopify事態の管理画面は日本語対応しており、ショップの作成、管理、運用といった日常業務は日本語で問題なく行えますので、ご安心ください。
対策 >>> 翻訳ツールで英語対策する
最近の翻訳ツールの精度は非常に高いです。
私はDeelLが翻訳の精度も高く、無料で使えるので愛用しています。
また、受注csvを使う時、ゆうパックプリントなどに送り状のラベルを印刷したりするのですが、その際に住所の記載で都道府県がコード表示されて出てきてしまいます。また、氏名の順番が苗字→名ではなく、名→苗字の順番になっている等、海外仕様になっていることがあります。
対策 >>> 自動変換ツールを活用する ex)Lismoa
デメリット②|アプリの動作条件が悪い
Shopifyのアプリを利用したことがある方は分かるかもしれませんが、Shopifyは通常、アプリの月額と一緒本体の利用料も引き落としされます。
しかし、アプリを利用する際に、外部サイトに遷移し、そこで決済する場合があります。その際は、決済管理が別になるので、少し手間になってしまいます。
また、たま〜に動作が重いアプリがあります。
ShopifyのアプリはサーバーがShopifyのものでないので、クオリティに差が出てしまうのです。
対策:必要なアプリのみに絞る
アプリは評判の良い最低限のアプリに絞りましょう。
余計なアプリをたくさん入れてしまうと、管理画煩わしくなったり、操作性が逆に落ちてしまうことがあります。
デメリット③|デザインのカスタマイズは専門知識が必要
Shopifyはデザインのカスタマイズ性が高いと評判ですが、カスタマイズする際は、HTMLやCSSなどの専門的なスキルが必要になります。
基本的には非専門家でも直感的に編集できる仕様になっていますので、専門知識は入りませんが、細かいデザインの変化などはプロの手が必要ということです。
対策:根拠のないデザイン変更は控える
最適なデザインは世の中に出して、分析しないことには分かりません。根拠のないデザイン変更はキリがありませんので、データに基づいて改善していくのをお勧めします。
つまり、最低限のものを早く作ってしまって、スピーディーにリリースするのが大事ということですね。
デメリット④|最新機能のアナウンスがない
Shopifyは新機能の通知が来ません。
これは、他のサービスも同じかもしれませんが、いつの間にか新機能が実装されていることがあります。気づかなかった間は機会損失ですので、早めに知りたいところです。
対策:公式のブログやTwitterをフォローしておく
まとめ
この記事ではShopifyのデメリット4つとセットで対策もご紹介させていただきました。
デメリットをゼロにすることはできませんが、それがあったとしてもShopifyは非常に優秀なプラットフォームです。
Shopifyの利用している方、あるいは利用を検討されている方は、デメリットを知り対策をした上で、実際の運用に生かしていただけたらと思います。