DMMバーチャルオフィスとはあのDMMが運営するオフィスサービスです。
実際のオフィスを構えずとも事業に必要なオフィスを提供してくれます。スタートアップやスモールビジネスの経営者、フリーランス、ネットショップ運営者などはオフィスを持たずに自宅で事業を行っている方も少なからずいます。
しかし「特定商取引法」などで代表者名、住所、電話番号などの個人情報を掲載する必要があり、自宅の住所を掲載するのはちょっとな…と思う方も多いでしょう。
そんな時に使えるのがバーチャルオフィスなのです。
この記事ではそんなバーチャルオフィスの中でも、あのDMMが運営しているDMMバーチャルオフィスについて取り上げていきたいと思います。
- バーチャルオフィスに興味がある方
- 自宅で事業を行っているフリーランスの方
- これからネットショップをオープンしようとお考えの方
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばDMMバーチャルオフィスにはどんな特徴があるのか、その魅力が何なのか丸わかりですよ。
DMMバーチャルオフィスとは
DMMバーチャルオフィスはDMM.comが2021年6月8日にスタートさせた個人事業主やフリーランスに向け開始したサービスです。
物理的なオフィスを持たない事業者に向けて、オフィスの住所やオフィス無しで働ける環境を提供します。実際にオフィスを利用しない分、オフィスやレンタルオフィスを借りる際のコストを大幅に削減することができますよ。
「住所貸しプラン」は最もベーシックなプランで、住所の貸し出しや郵便物の転送などを行うことができます。
他にも固定電話の受信サービスがついた「固定電話セットプラン」や専用FAX番号がついた「FAXセットプラン」などがあります。
具体的なプランに関しては表の通りです。
プラン名 | 住所貸しプラン | 固定電話セットプラン | FAXセットプラン | 固定電話+FAXセットプラン |
初期費用 | 入会金:5500円 保証費:5000円 | 入会金:5500円 保証費:5000円 | 入会金:5500円 保証費:5000円 | 入会金:5500円 保証費:5000円 |
月額費用 | 2300円 | 4300円 | 3800円 | 5800円 |
主なサービス | 住所貸し 、 郵送物転送 | 住所貸し 、 郵送物転送 、 固定電話 | 11月頃リリース予定 | 11月頃リリース予定 |
DMMバーチャルオフィスのメリット
駅近で築浅
オフィスの住所はブランドのイメージを左右しかねません。DMMバーチャルオフィスは人気の銀座や渋谷のアドレスがあり、建物の外観もこだわりを持ってセレクトしているそう!
万が一、住所をGoogleマップなどで検索されたとしても、変な印象を与えることはないでしょう。
利便性の高い会員サイト
契約後は郵送物の転送などやりとりを会員サイトで行います。
他社のサービスですと、やりとりをメールや電話で頻繁に行うことも多いです。確認する項目が多かったり、見づらかったりすると大変ですよね。
しかし、DMMバーチャルオフィスではこの会員サイトを確認すれば良いので、簡単でわかりやすくなっています。
DMMの総合力を活かしたサービス
DMMは様々な事業を展開している会社ですよね。様々な側面で強みを持っているDMMだからこそ、安心安全であり、今後DMMの総合力を活かしたサービスの拡大が期待できます。
DMMバーチャルオフィスのデメリット
郵便物の転送は週に1回のみ
DMMバーチャルオフィスでは、毎週火曜日までに届いた配送物を木曜日にまとめてユーザーの登録した住所に送っています。
郵便物の転送は週に1回のみなので、郵送のやりとりが多い事業者やすぐに郵便物を確認したい方にはDMMバーチャルオフィスには向いていないと言えます。
DMMバーチャルオフィスはこんな人におすすめ
ネットショップをオープンしたい方
先ほども触れましたが、ネットショップをオープンする際は、「特定商取引法」によって日本のネットショップでは代表者名、住所、電話番号などの情報を掲載する必要があります。
「特定商取引法」は、消費者トラブルが起きやすい特定の取引を対象に、お客様の保護を目的に作られた法律です。
物が多く流通し始めた60年、70年代の高度経済成長期に対消費者とのトラブルが増加したことを受けて作られ、日本のネットショップでは「特定商取引法に基づく表記」が義務付けられています。
合わせて読みたい>>【Shopifyを始める前に】ネットショップに必要な「特定商取引法に基づく表記」とは?
つまり、個人情報を世界中の人がアクセスするネットに載せることが法律で定められているわけなのです。
オフィスをお持ちの方なら問題ありませんが、そうではないのならこのDMMバーチャルオフィスを活用することをおすすめします。
フリーランスや個人事業主さま
フリーランスや個人事業主の方は自宅を作業場にしている方も多いのではないでしょうか。
しかし何らかの場面でオフィスの住所を記載する必要があった場合は、このバーチャルオフィスを活用することができます。
また郵便物の送付先としても開示することができるので、自宅の住所を知られたくない方はバーチャルオフィスしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。本日はDMMバーチャルオフィスとは何か、どんな特徴があるのかについて徹底解説をしていきました。
DMMバーチャルオフィスならオフィスを持たなくとも、住所を借りたり郵便物の転送を行うことができました。
さまざまな事業を展開しているDMMが運営しているバーチャルオフィスだからこそ、今後さまざまなサービスとの連携も期待できます。
バーチャルオフィスをお探しの方はぜひDMMバーチャルオフィスをご検討してみてはいかがでしょうか。