BASEからShopifyへの移行は多くのメリットがあります。どちらも人気のオンラインショップ作成サービスですよね。
しかし両者にはそれぞれ特徴があります。そこで今回はBASEからShopifyへ移行するメリットについて解説していこうと思います。
- BASEとShopifyの違いを知りたい方
- Shopifyが気になる方
- BASEからShopifyにデータを移行する方法を知りたい方
これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。この記事を読めば、BASE、Shopifyの特徴がわかるだけでなく、ECショップ運営における重要な点もわかりますよ。
Shopifyで「BASEショップ情報移行アプリ」が登場
人気のFODプラットフォームShopifyで2020年9月、同じく国内人気の高いネットショップサービス「BASE」からデータを移行することができるアプリが開発、提供されました。
このアプリは株式会社Get Itが実際に移行を経験した際に、顧客情報や商品情報を取り込むのに多大な工数がかかった経験から開発することに決めたそうです。
無料で完全日本語対応のこのアプリは従来24時間かかるデータの移行を2時間で実現することができるようになったとのこと。
移行手順
移行の手順は以下の通りです。
- BASEのストアからCSVファイルをダウンロードする
- 「BASEショップ情報移行アプリ」を開き、CSVファイルをアップロードする
- 同様に「注文情報」や「商品カテゴリ」も取り込む
こちらの記事で、具体的な手順の仕方を解説しています。気になる方は合わせて読んでみて下さい。
そもそもShopifyとは
Shopifyはカナダ発のECプラットフォームで、そのシェアは世界No1。世界175か国、100万店舗以上で利用されています。
BASEからShopifyへ移行するメリット
ここからはこの記事の本題でもあるBASEからShopifyへ移行するメリットについて紹介していきます。
多数の販売チャネルを持つことができる
Shopifyは様々な販売チャネルとの連携をしています。例えば以下のような販売チャネル。
- Amazon
- 楽天
つまりShopifyに登録すれば他のECプラットフォームにも同一管理画面上で、管理編集できるようになるわけです。
さらにShopify POSを利用すれば実店舗との連携ができます。
これらにより、顧客とのタッチポイントが増え、ブランド認知に繋がるでしょう。
決済手数料が安くなる
Shopifyペイメントの決済手数料は国内最安値とも言われています。
ベーシックプランにおけるVISAやMaster Cardの決済手数料は3.4%、BASEは3.6%+40円(+サービス手数料が別途3%)なので、月額費用を考えたとしてもお得だと言えるでしょう。
越境ECに強い
Baseは日本の企業が運営を行っていますが、Shopifyは外国産のサービスのため越境ECに大きな強みを持っています。
自分の商品が日本人だけでなく、世界中にリーチしたら事業の規模もより拡大しますよね。
Shopifyは多言語対応はもちろん、多通貨対応や海外発送などあらゆる面において安心のサービスを提供しています。
アプリでの拡張性がよりある
BaseもShopifyもアプリを使って機能を拡張していくことが可能ですが、Shopifyの方がその数が圧倒的に多いのが特徴です。
Shopifyでは、拡張機能であるアプリが3200以上あります。一方、BASEの場合は50ほど。
Shopifyなら本当に多くのアプリがあるので、「こんな機能があったらいいな」と思ったらアプリストアでまずは検索してみることをおすすめします。
SEO対策が充実
ShopifyはBASEに比べて「SEO対策」が充実しています。情報が無数にあるインターネットにおいて、あなたの商品をより多くの人に知ってもらうのはマーケティングにおいてとても重要な要素です。
Shopifyはストア全体のタイトル、ディスクリプションや各商品のタイトルやコレクション、URLや画像のalt属性も設定可能なのが大きな特徴となっています。
なお、本日紹介した内容以外にもこちらの記事でShopifyとBaseを比較、その特徴を深堀りしています。気になる方は合わせて読んでみて下さい。
まとめ
いかがでしたか。本日はBaseからShopifyへ移行するメリットについて解説をしていきました。
ShopifyはSEOや越境ECに強く、マルチチャンネル対応も進んでいるので、Baseよりも多くの人にあなたの商品を認知してもらうことができます。
そして「BASEショップ情報移行アプリ」を利用すれば無料で簡単に移行もできましたね。
ぜひこの機会にBaseからShopifyへの移行を検討してみてはいかがでしょうか。