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アメリカ向け越境ECビジネスを展開する際に知っておくべき事

makka

アメリカは世界で2番目に大きなEC市場です。

日本に比べると5.6倍もの市場と呼ばれているアメリカ。

そんなアメリカで越境ECを成功することができたら、より多くの人にブランドを知ってもらうことができますよね。

そこで今回は、アメリカ向けに越境ECを展開したいと思っている人向けに、ビジネスを展開する際に知っておいてほしいポイントを紹介していきます。

  • 越境ECに興味がある方
  • ネットショップを開業したい方
  • ビジネスを新しく始めたいと思っている方

これらに当てはまる方におすすめの記事となっています。これを読めばアメリカで越境ECを成功させるために必要な情報がわかりますよ。

アメリカのEC市場

アメリカは世界のEC市場で2番目に大きな市場となっています。

2019年のEC市場規模を調査した資料によると、中国が19,348億ドルでトップシェア、次いでアメリカが5,869億ドルとなっています。

さらに2020年のアメリカEC市場は、新型コロナの影響もあり、全体で25%の増加となっています。

そんなアメリカの中で、プラットフォーム別のEC売上シェアは以下の通りになっています。

Amazonに続いてシェアを大きく獲得しているのはShopifyです。Shopifyは世界175か国以上、100万店舗以上で利用されています。

6000種類以上あるアプリから機能を組み合わせて、オリジナリティ溢れるネットショップを作成することも可能です。

多くの人が利用しているからこそ、Shopifyの使い方や活用方法などといった情報も多く出回っています。初心者の方でも安心して始めることができますよ。

アメリカ向け越境ECビジネスを展開する際に知っておくべき事

ここからはアメリカ向けに越境ECビジネスを始める前に知っておくべきポイントを紹介していきます。

関税

越境ECで重要なのが関税です。商品を受け取る側に支払い義務があり、商品の内容によって金額が異なります。

アメリカではHSコードと呼ばれるコードで細かく分類されていて、それによって税率が決まっています。HSコードは4桁の基本品目分類番号と、2桁の詳細分類、4桁の拡張コードで定められます。

アメリカ関税率表などを使って確認を行うと良いでしょう。詳しくは「日本貿易復興機構」のページを確認して下さいね。

決済サービス

アメリカではキャッシュレス決済が普及していて、クレジットカードや電子決済が主流となっています。

キャッシュレス決済ではPaypalが大きなシェアを獲得しているので、ネットショップにはぜひ導入を検討しましょう。

配送

越境ECではEMSでの配送が主流となっています。EMSでは追跡や損害補償サービスなどもあり、2~9日で届けることが可能です。

合わせて読みたい>>比較|Shopify配送アプリ【国内発送・業務効率化】

輸入規制品

アメリカでは食品や飲料、アルコールなどで輸入規制がされています。また肉類やフルーツ、野菜などは輸入禁制品となるので注意が必要です

医薬品もFDAによる販売許可が必要です。

もしそれらを越境ECで販売したい場合には、発送前にFDAへ事前に通知する必要があります。詳しくは外務省のホームページをご確認下さい。

その他、化粧品や電波周波数に関する家電など許可が必要なものがあるので、詳しくはこちらをご確認ください。

「OECD」ガイドライン

アメリカでECビジネスを行うには、OECDのガイドラインを遵守する必要があります。

OECDのガイドラインでは以下8つの原則があります。詳しくはこちらをご確認ください。

  1. 収集制限の原則
  2. データ内容の原則
  3. 目的明確化の原則
  4. 利用制限の原則
  5. 安全保護の原則
  6. 公開の原則
  7. 個人参加の原則
  8. 責任の原則

商品

アメリカでは日本の商品のうち、ポケットカードやDIYの充電式ドライバなどが人気となっています。

その他、自動車やバイクのパーツ、日本製のカメラやフィギアなども注目です。

Shopify Marketsで世界中に商品を届けよう

いかがでしたか。本日はアメリカで越境ECを行う際に重要なポイントを紹介していきました。

関税や輸入規制品などは国によって異なるので、注意が必要でしたね。

また、決済手段や商品についてはアメリカのニーズを調べることで売上に繋がっていくでしょう。

実際、ネットショップにおいて言語や通貨を購入者に合わせてローカライズすると、コンバージョンがそれぞれ13%から40%と大幅に増加すると言われています。

そんなアメリカ向けの越境EC、Shopify Marketsなら諸々の設定や選択が簡単に行えます。

通貨や言語の変更、支払い方法の変更や関税などと言った越境ECに必要な面倒な作業をShopify Markets1つで管理することが可能です。

アメリカだけでなく市場別に価格を設定したり、ショップを管理することができるので、越境EC初心者の方でも扱いやすくなっています。

合わせ読みたい>>ついに解禁!Shopify Marketsで世界中に商品を届けよう

ぜひこの本日の記事とShopify Marketsの記事を参考にアメリカでの越境ECをスタートしていきましょうね。

 

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