全世界で利用されているECサイト構築プラットホームである「shopify」。様々なSNSと連携できる点も大きな強みです。しかし、実際にshopifyの導入を考えると
「どうやってSNS連携を始めればいいのかわからない」
「どのSNSと連携させれはいいのかしりたい」
という疑問がでるのではないでしょうか。
この記事では、shopifyと連携できるSNSの種類や、それぞれの連携事例や活用事例を解説しています。
shopifyと連携できるSNSの種類
shopifyと連携できるSNSは主に以下の4つです。
それぞれのSNSの特徴と、どのような活用事例があるのかを確認していきましょう。
必須:Instagram
言わずとしれた、ECサイト運用には欠かせないInstagram。潜在層への認知形成から、ファン化まで、幅広いターゲットに対してコンテンツを発信することができます。さらに、フィード画面やストーリーから直接購買することができるため、ユーザーに認知された後の、購買のハードルを下げることができます。ブランドの世界観やユーザーとのコミュニケーションも取れるSNSとして、高い人気を集めています。
Instagramとの連携方法は、以下の4ステップです。
- shopifyの管理画面から販売チャネルを追加
- Facebookショップチャンネルにアクセスし、チャネル連携
- アプリを接続し、各種設定を行う
Instagramであれば、簡単に管理画面から連携し、Instagram上で商品を販売することができるようになります。Instagramを活用しているECサイトは数多くありますが、特に上手く活用しているのが、「レトロアジア」です。

参考:https://www.shopify.jp/blog/success-story-retroasia
レトロアジアは中古のゲーム機を中心に販売しているサイトで、主な集客はInstagramから行っています。中古ゲーム機を販売するため、商品の細かいところまで画像をつける必要があります。そのため、Instagramのフィード画面をうまく活用し、顧客の品質への不安を取り除いています。Instagramは、マニアックな商材でもファンを獲得し売上に繋げることができるツールと言えます。
必須:Facebook
世界最大のSNSであるFacebook。Facebookはコミュニティ機能が強く、ファン間のコミュニケーションや、ロイヤルカスタマー化を促すことができます。オーガニックの運用だけではなく、広告のカスタマイズ性や精度が高いため、狙った顧客層への認知形成に優れています。
shopifyとの連携は、Instagramと同様の流れで行います。Facebookとの連携には審査があり、審査後にFacebook上で商品の販売ができます。審査は一般的に、48時間以内に終了します。Facebookを上手く活用して、ファン形成や売上作成に役立てているのが、「京都醸造」です。
参考:https://www.shopify.jp/blog/success-story-retroasia

飲食店で地道に顧客リストを集め、Facebookページに招待し、リリース初日に完売させました。さらに、FacebookページをPR用にも活用し、新商品やイベントのリリース情報を定期的に発信し、ファンとの関係を構築しています。
また、BtoB向けにはメール、BtoCにはFacebookのMessengerを使いコミュニケーションを取っています。特に、一般消費者向けには手軽にやり取りができるMessengerとの相性が非常に良いようです。
おすすめ:Twitter
Twitterは、主に認知形成とUGC創出に長けているSNSです。バズ企画や拡散企画を上手く活用すれば、早期の認知形成に繋げることができます。さらに、Twitterは匿名が前提にあることから、口コミなどのUGCが発生しやすい点もTwitterならでは強みと言えます。よりよいプロダクト作りや信用獲得のためには、欠かせないチャネルです。
参考:https://www.shopify.jp/blog/success-story-cstoys
Twitterをうまく活用しているECサイトとしては、「CSTOYS International」があげられます。CSTOYS Internationalは、主におもちゃの越境ECを運営している会社です。

CSTOYS InternationalのTwitterアカウントをフォローすることで、自分の注文した商品がいつ発送され、どのように梱包されたのかがわかります。Twitterのタイムライン性を生かして、オンラインでもユーザーに安心感のある接客をすることができています。
おすすめ:Pinterest
Pinterestは画像をブックマークして集めることができるプラットホームです。日本では、まだ普及しきっていませんが、530万人ユーザが登録しています。特に30代から40代の女性の間で使用されています。
Instagramが、相互のコミュニケーションを促進するプラットホームですが、Pinterestはあくまでも情報収集ツールと位置つけられています。情報感度が高いユーザーが多いため、アーリーアダプターの獲得や潜在顧客層への認知形成に強みがあります。画像のみのプラットホームで、ビジュアルで情報を伝えることが重要なため、アパレルや化粧品ブランドとの相性は非常に良いです。
Pinterestには、以下のようなアプリを管理画面上で導入することで連携することができます。

Pinterestを上手く活用している事例としては、「Kurasu kyoto」というコーヒーショップが挙げられます。以前はInstagramでの発信もありましたが、ビジネス感のある投稿に疲れやストレスを感じていました。そこで様々な商品をキュレートできるPinterestを活用したところ、より純粋に雑貨や商品の魅力を発信できるようになったそうです。
タイムラインとしてではなく、キュレートメディアとして活用することでInstagramでは届かなくなった情報も届けることができます。
shopifyのSNS連携設定は、InstagramとFacebookから
この記事では、以下の4つのSNSについて解説しました。
一見全て同じに見えるSNSですが、それぞれに違いや得意な分野があります。もちろん全てを上手く運用できれば良いですが、リソースや運用を考えると難しいという方が多いと思います。そんな方にまずおすすめしたいのは、InstagramとFacebookの2つです。
ユーザー数も多く、ブランドの世界観を表現しやすいだけではなく、売上に繋がりやすいという特徴があります。shopifyのSNS連携に悩んでいる方は、ぜひこの2つのSNSから活用してみて下さい。
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