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Shopify(ショッピファイ)とSquare オンラインビジネスを比較

makka

結論から言うと、ネットショップで月間売上が10万円以上を目指す方には、Shopifyでのサイト制作をお勧めします。一方、これからネットショップを始める方には、月額費用が無料の「Square オンラインビジネス」をおすすめします。

この記事は、以下のような方に向けて書かれています。

  • ShopifyとSquareの違いに興味がある方
  • ネットショップで新たなビジネスを始めたい方
  • 必要な機能を手軽に揃えたい方

既に一定の見込み客がいて、月間売上が10万円以上見込める方は、迷わずShopifyをご利用いただけます。2時間でShopifyのサイトを公開する方法は、2時間DIYをご覧ください。

一方で、上記に当てはまらない方や、ShopifyとSquareの違いに興味を持っている方には、この記事で両者のサービスを比較し、それぞれの特徴や適した利用シーンについて徹底解説していますので、ぜひご覧ください。

Shopify(ショッピファイ)とSquare オンラインビジネスを比較

Shopifyとは

Shopifyとは世界175か国、100万店舗以上で利用されているECプラットフォームです。そのシェアは世界No1となっています。

本格的なECサイトを構築することができるShopifyは、越境ECにも定評があります。海外向けサイトに必要な多言語設定や多通貨表示、海外発送など初めての越境EC運営でも安心の機能が備わっています。

Square オンラインビジネスとは

Square オンラインビジネスとは、決済サービスSquareが2020年10月15日にスタートさせたばかりのネットショップ構築サービスです。

《Square オンラインビジネスの特徴》

構築費用、月額費用、振込手数料:0円
シンプルで簡単に構築可能

とにかく無料で始められるところが特徴です。他にも無料のサービスはありますが、振込手数料もかからず、決済手数料も3.6%と低い設定です。

その代わり使える機能は最小限。デザインテンプレートなどがなく、作ることができるのはシンプルなショップのみとなっています。

様々な角度から比較

対象 Shopify Square オンラインビジネス
月額費用 月額制29ドル (ベーシック)79ドル (スタンダード)299ドル (プレミアム) 0円(有料プランもあり)
サービス利用手数料 ★Shopifyペイメント未使用時は追加手数料+2.0%(ベーシック)+1.0%(スタンダード)+0.5%(プレミアム) 0円
決済手数料 ★Shopifyペイメント使用時日本のクレカ(ベーシック):3.4%日本のクレカ(スタンダード):3.3%日本のクレカ(プレミアム):3.25%
海外のクレカ(ベーシック):3.9%海外のクレカ(スタンダード):3.85%海外のクレカ(プレミアム):3.8%
3.6%(JCBのみ3.95%)
プレミアムプランは3.3%(JCBのみ3.95%)
決済方法 クレジットカードコンビニ決済銀行振込ビットコイン決済他国通貨決済後払いキャリア決済AmazonPayGooglePayApplePay代引き クレジットカード決済
Square
PayPal(パフォーマンスプラン以上で利用可能)
登録可能商品数 無制限 無制限
デザインカスタマイズ 1000種類以上のテンプレート ロゴや色のみ
機能カスタマイズ
独自ドメイン取得可否 有料プランから
連携SNS Pinterest / Instagram / Facebook / Twitter / Tumblr/YouTube/Messenger/note Instagram/Facebook
キャンペーン クーポンコードの発行など
在庫管理
サポート 24時間メールチャット・電話対応 (英語)・コミュニティ チャット・メールサポート
多言語対応 ◎(多言語対応) ×
メリット 低コストで高機能なEC構築が可能越境ECの構築が可能料金プランの変更が自由各種SNS連携可能 構築が簡単・シンプル
コストがかからない
決済手数料も安い
デメリット 本格カスタマイズにはサイトデザイン知識が必要 機能は最低限
デザインテンプレートなし
こんな人におすすめ 初心者からグローバル対応したECサイト ・忙しくて構築に時間をかけたくない方
・実店舗を持っている方

ここからはShopifyとSquare オンラインビジネスに関してより深掘りして比較を行っていきます。

金銭面で比較

Shopifyは3つの料金プランがあります。コストを抑えたい方は月額29ドル(約3000円)のベーシックプランがおすすめです。

  ライト ベーシック スタンダード プレミアム Shopify Plus
月額費用 $9
(約945円)
$29 
(約3,045円)
$79
 (約8,295円)
$299 
(約31,395円)
$2,000
 (約210,000円)
国内カード
手数料
3.40% 3.40% 3.30% 3.25% 3.15%
海外カード
手数料
3.90% 3.90% 3.85% 3.80% 3.75%
Shopify payment
取引手数料
0円 0円 0円 0円 0円
Shopify payment
以外の取引手数料
2.00% 2.00% 1.00% 0.50% 0.15%

決済の際にかかる決済手数料は3.25%〜と業界最安値!

他社では初期費用や月額費用がかからない代わりに決済手数料が高く設定されている場合が多いですが、その場合売れれば売れるほどかかる手数料が大きくなってしまいます。かえって損する可能性も。

本格的にECサイトを運営していきたいなら決済手数料が安いサービスを利用するのがおすすめなのです。

一方、Square オンラインビジネスは無料から始めることができます。月額料金はもちろん、初期費用や解約手数料も一切かかりません。

有料プランは以下のようになっていて、無料プランでは利用できなかった機能が使えるようになる他、決済手数料も安くなります。

プラン 月額費用 決済手数料 特徴
プロフェッショナル 1200円 3.6% カスタムドメインの使用
Squareの広告の非表示など
パフォーマンス 2500円 3.6% 商品レビューの掲載 
かご落ちメール機能
プレミアム 6800円 3.3% 決済手数料が最安値

Shopifyは無料でできるのは3日間までですが、Square オンラインビジネスは無料でショップの運営まで行えるので、コストをとにかく抑えたいという方にはSquare オンラインビジネスがおすすめです。

機能で比較

機能面で両者を比較した場合は、Shopifyの方が多くの機能が利用できておすすめです。

Shopifyは6000種類以上のアプリがあり、自由に必要な機能をカスタマイズすることができるのです。

セール時だけに使えるアプリや越境ECに活用できるアプリなど、必要な時に必要なものをカスタマイズすることができるのが魅力です。

一方、Square オンラインビジネスは無料で使えるサービスとだけあって、利用できる機能も最低限のみ。

具体的には以下の通りです。

  • 無料のSSLセキュリティ
  • サードパーティー統合とカスタムコードの追加
  • ショッピングカート
  • 商品数無制限
  • 寄付機能
  • 商品オプション
  • 製品検索
  • クイックショップ
  • 在庫管理
  • 店舗での受取
  • 配送状況のお知らせ
  • クーポンコードの発行
  • SEO対策
  • 問合せフォーム
  • Instagramとの連携
  • メール、チャットサポート

商品レビュー機能やかご落ち防止機能は、無料プランでは利用できないので注意してくださいね。

合わせて読みたい>>ネットショップ構築「Square オンラインビジネス」のメリット・デメリット

デザイン面で比較

Shopifyは1000種類以上あるテーマと呼ばれるデザインテンプレートを利用してショップの装飾を行うことができます。

コーディングの知識は不要で、テーマを選択するだけでOK。もちろんHTMLやCSSなどの知識があれば編集を行うことも可能です。

Square オンラインビジネスにはこうしたデザインのテンプレートはありません。変更できるのはショップのロゴや色味のみ。

多くのテンプレートで迷うこともないので、登録してからすぐにネットショップを構築することができますよ。

まとめ

いかがでしたか。本日は近年人気のECサイト作成サービス、ShopifyとSquare オンラインビジネスを比較していきました。

Shopifyは月額費用こそかかるものの、決済手数料は最安値でありデザインテンプレートやアプリをカスタマイズしてオリジナリティ溢れるショップを構築することができました。

Square オンラインビジネスは無料で簡単シンプルなストアを構築することができましたね。

Shopifyは本格的なショップを作りたい方におすすめのサービス、Square オンラインビジネスはお試しでネットショップを構築してみたい方におすすめのサービスと言えそうです。

どちらが自分に向いているかを考えて、あなたもベストなプラットフォームでネットショップを次始めてみてくださいね。

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